熊野神社
- 鎮座地
- 鹿島郡中能登町井田86-34
- 氏子区域
- 井田
- 主祭神
- 伊弉冊命
- 社格
- 旧村社
- 由緒
熊野神社は、中能登町井田の現在の不動の滝(古くは熊野滝)近くの熊野川沿いに鎮座する。熊野神社は、この土地の氏神・産土神であり、崇神天皇の御代、四道将軍の一人である大毘古命が創建したと伝えられ、二千有余年の歴史を持つ古社である。
明治に入って村社に列し、明治三十九年神饌幣帛供進神社に指定され、同四十五年に諏訪神社、若宮神社、船塚大明神、折戸の白山神社、堂ノ前白山神社を合祀した。
古来より、能登から越中にかけて人々に深く尊崇された社で、不動の滝と深い由縁を有し、その滝開きの日である毎年七月五日を例祭日とする。明治以前の熊野神社は、熊野権現と称された時期もあり、十一面観音も併せてお祀りされている。